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2021年09月13日
Products / Software

Model Builderのベータ版をリリース

動画のみをインプットとして3Dモデルを作成できるサービス「Model Builder」のベータ版をリリース

Cellid株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:白神 賢、以下「Cellid」)は、3Dモデル作成サービス「Model Builder」(以下、本サービス)のベータ版をリリースしたことをお知らせいたします。

Model Builderが生成した3Dモデル

Cellidは、動画のみをインプットとして3Dモデルを作成できるサービス「Model Builder」のベータ版をリリースしました。

従来、3Dモデルの作成は専門人材を必要とし、使用する専門機械が非常に高価、かつ作成に長時間を要するものでしたが、本サービスにより、専門人材を必要とせず、数時間で安価に3Dモデルを作成することができるようになります。
ベータ版では3DモデルをWeb上で閲覧するだけに限られていますが、今後Unityなどに3Dモデルを出力し、さまざまなユースケースへの応用が可能です。正式なサービス開始は2021年10月を予定しています。

■従来の3Dモデル作成の課題
これまで3Dモデルの作成は高価な専用機械・専門人材を必要とし、作成に数日を要するという課題がありました。

■本サービスの特徴
上記課題の解決を目指す本サービスには以下のような特徴があります。
・手軽
空間の動画を撮影し、Cellid指定のフォルダにアップロードするだけで3Dモデルの作成が可能です。また、専門機械を必要とせず、汎用カメラで作成が可能です。

現在対応しているカメラ
✔ Go Pro Hero 7
✔ Safie Pocket 2
✔ iPhone 12 Pro Max
✔ iPhone X
✔ iPhone 7 Plus
✔ iPhone 7
✔ iPad Pro 第2世代
✔ iPad Pro 2016
✔ iPad 第7世代
✔ Galaxy Note 20 Ultra
✔ Galaxy Note 8
✔ HUAWEI P20
✔ Sony Xperia XZ3
✔ RealSense depth camera d435i

・高精細
目視に十分耐えるリアルに近いモデルの作成が可能です(但し、測量を置き換えるミリ単位の精度はありません)。

・自由視点
作成したモデルを自由視点で閲覧が可能です。また、今後は3Dモデルの出力も可能になる予定で、さまざまな用途で利用可能です(2021年Q3予定)。

■使い方
①モデルを作成したい空間を動画で撮影
②Cellid指定のフォルダに動画をアップロード
③数時間後に3Dモデルが閲覧可能

■ユースケース
建設業などにおいて、作成された3Dモデルと現況を比較することで進捗管理を行ったり、CellidのソリューションであるAR Tagに利用したりできる他にも幅広い用途での利用が可能です。

■Cellidについて
Cellidは、次世代デバイスのARグラスにおけるキーコンポーネントであるハードウエア「Display Module」と空間認識を行うソフトウエア「Cellid SLAM」の両方を提供しています。
Cellid SLAMはARグラス向け以外に、汎用カメラでも実装可能であり、産業別のソリューションとしても展開しています。

◆プレスリリース:「Model Builder」のベータ版をリリース
◆お問い合わせ:contact@cellid.com